【HYROX|装備・ギア】HYROXを快適に走り抜くためのおすすめウエア&シューズ選び

目次

はじめに

HYROXでは、ランニングと機能的エクササイズを交互に行うため、動きの幅が広く、かつ負荷のかかる局面も多い競技です。そこで重要となるのが、快適に動けるウエアや、複数種目に対応できるシューズの選び方。本記事では、HYROXを走り抜くうえで欠かせない装備のポイントや、コストとパフォーマンスを両立させるおすすめ製品を紹介します。


1. HYROXに適したウエアの選び方

1-1. 機動性とフィット感が重要

HYROXのエクササイズではスクワットやランジ、ジャンプ系の動作が頻繁に行われます。ウエアが窮屈だと可動域が制限され、パフォーマンスを損なう原因に。

  • ストレッチ素材コンプレッションタイプのパンツ・レギンスがおすすめ
  • 上半身も伸縮性吸汗速乾性を兼ね備えたシャツを選ぶと快適

1-2. 温度調整と汗対策

レース会場は屋内が多いですが、大人数が集まるため意外と室温が上がりやすいことも。

  • 吸水速乾素材で汗冷えを防ぐ
  • 寒い時期や冷房の強い会場の場合は、軽量ジャケットやアームウォーマーを用意しておくと便利

1-3. おすすめウエアブランド・製品例

  • Nike Pro / Under Armour HeatGear: 伸縮性・通気性が高く、コンプレッション効果も期待できる
  • Reebok CrossFitライン: クロスフィットや機能的トレーニング向けのウエアが豊富
  • 2XUコンプレッションウェア: 医学的な着圧設計が売りで、筋肉のブレを抑えるサポート力がある

2. シューズ選びのポイント

HYROXでは、1kmラン×8回に加えて、ソリプッシュやバーピーブロードジャンプなど激しい動きが含まれます。そこで求められるのは、

  1. クッション性と反発力(ラン時の衝撃吸収)
  2. 横方向の安定性やグリップ力(ソリプッシュ、プルなどでの踏ん張り)

2-1. ランニングシューズ vs. クロストレーニングシューズ

  • ランニングシューズ: クッション性が高く、長距離走行に適している。一方で、横方向の動きや重量物を扱うエクササイズでは安定感にやや不安がある場合も。
  • クロストレーニングシューズ: マルチに動きやすい設計で、横ブレに強く、ウエイトトレーニングやプライオメトリクス(ジャンプ系)の動作でも安心感がある。ただし、純粋なランニング性能はランニングシューズに劣ることも。

HYROXではクロストレーニングシューズを選ぶ人が多い傾向にありますが、ラン主体でタイムを狙う方はランニングシューズにこだわるケースも見られます。

2-2. おすすめシューズ製品例

  1. Nike Metconシリーズ
    • クロストレーニングシューズの代表格。ソールの安定性と耐久性に優れ、ソリプッシュなどでもしっかり踏ん張れる。
    • 適度なクッション性で短距離のランにも対応可能。
  2. Reebok Nanoシリーズ
    • CrossFitで培われた技術を活かし、横方向のブレを抑えながら足首もサポート。
    • 柔らかすぎないミッドソールで、ジャンプやランにおいても幅広く使える。
  3. Inov-8 F-Liteシリーズ
    • 軽量かつグリップ力に定評があり、素早い動きを求める種目に適している。
    • フラット寄りのソールデザインで、重量物を扱うエクササイズでも安定感抜群。
  4. HOKA ONE ONE
    • ランニング性能を重視したい人向け。クッション性が高いモデルが多く、足への負担を軽減。
    • 横方向の動きはやや苦手なので、レース当日の動作バランスを考慮して検討を。

3. サポートギアの活用

3-1. 手袋(グローブ)

  • ソリプッシュやスレッドプルで手が痛くなるのを防ぐ
  • ローイングマシンやスキーエルゴを長時間握るため、手袋があるとマメや擦れの対策にも
  • 薄手のトレーニング用グローブが操作性を損なわずおすすめ

3-2. リフティングベルト

  • 重量物を扱う場面(ソリプッシュ/プル、ファーマーズキャリーなど)で腰を保護
  • コアの安定感が増し、フォーム崩れを抑える効果が期待できる
  • ただし、ベルト頼みになるのは危険。基礎的な体幹トレーニングをしっかり行うことが前提

3-3. コンプレッションスリーブやサポーター

  • 膝や肘、ふくらはぎなどを保護し、疲労蓄積を軽減
  • むくみ対策や、怪我のリスク軽減にも一定の効果がある
  • タイム向上を目指す上級者にも愛用者が多い

4. コストパフォーマンスを意識した選び方

4-1. 製品の寿命と汎用性

  • トレーニングシューズは安い買い物ではないため、寿命や汎用性も重視。普段のジムトレーニングでも活用できるモデルを選ぶとコストを抑えられる。
  • ウエアも、トレーニング全般に使い回せるデザイン・機能性があると長く使えてお得。

4-2. セールやアウトレットを活用

  • 各ブランドの旧モデルや色違いなどがセール品として出回ることも多い
  • 機能がさほど変わらない場合は、旧モデルを選ぶのも賢い選択

4-3. 試着や試し履きの重要性

  • 店舗で試着できる場合は、実際に足を入れてフィット感やソールの硬さを確かめる
  • オンライン購入の際は、返品交換制度がしっかりしているショップを選ぶと安心

まとめ

HYROXでは、機動性・グリップ力・クッション性が求められるため、ウエアやシューズ選びはパフォーマンスに直結します。クロストレーニングシューズやコンプレッションウェアなど、機能的なアイテムを適切に選ぶことで、競技中のストレスを軽減し、ベストな状態で種目をこなせます。また、手袋やリフティングベルトなどのサポートギアを活用しつつ、コストパフォーマンス面も考慮すると、長期的に見てお得かつ満足度の高い装備を揃えられるでしょう。

次回は、食事・栄養学に焦点を当て、パフォーマンスを左右する食事管理やサプリメントの活用法を紹介します。そちらもぜひチェックして、HYROXに向けた準備をさらに万全にしてください。

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この記事を書いた人

HYROX大阪
大阪で初のHYROX公式ジムであるGYMFIELD梅田店です。

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