【HYROX|実践レポート】HYROX当日の流れと注意点~レース体験記から学ぶ~

目次

はじめに

HYROXは、ランニングと機能的エクササイズを交互に行う総合フィットネスレースです。当日は会場の雰囲気や種目の多さに戸惑うこともあるでしょう。そこで、会場入りからレース後のリカバリーまで、実際の経験に基づく流れと注意点を紹介します。初参戦者の方はぜひ参考にして、落ち着いて本番に臨みましょう。


1. 会場入り~受付

1-1. 会場へは早めに到着

HYROX大会では、受付からスタートまでに一定の時間が設けられています。混雑を避けるためにも、集合時間より30分~1時間ほど早く到着すると安心です。

  • 受付で必要なもの: 本人確認書類、エントリー番号通知など
  • 荷物預け場所: クロークやロッカーの位置を確認し、大切な荷物はしっかり管理

1-2. 会場の下見と動線確認

  • スタート地点・ゴール地点・各種目ブースを軽く回って把握しておきましょう。
  • トイレの場所やウォーターステーションの位置を確認しておくと、レース中や合間のトイレ休憩に慌てずに済みます。

2. ウォーミングアップ

2-1. ランとエクササイズの両方を意識

HYROXでは上半身も下半身もフル稼働します。走るだけでなく、肩回りや背中、腰など全身を温めるストレッチや動的ウォームアップが重要です。

  • 軽いジョグ: 5~10分程度のジョギングで心拍数を上げる
  • ダイナミックストレッチ: レッグスウィング、アームサークルなど、動きを伴うストレッチ
  • 種目別エクササイズの準備動作: バーピーやソリプッシュなど、フォーム確認を兼ねて軽く体を動かす

2-2. ウォーミングアップでの注意点

  • レース直前にやりすぎると疲労が溜まるので、適度な量に留める
  • 保温を心がける。特に寒い環境下では、アウターやレッグウォーマーなどを活用する

3. スタート前の準備

3-1. ウェアや装備の最終チェック

  • シューズのフィット感: 紐がきつすぎたりゆるすぎたりしないよう調整
  • ウェアの動きやすさ: ラン&エクササイズを繰り返すため、適度にフィットしていて、かつストレッチ性があるもの
  • サポートギア: 必要な方は手袋やベルト、フォームローラーなどを最終確認

3-2. 水分補給とエネルギー補給

  • スタート直前には水分を少量ずつこまめに摂る
  • 軽めのエネルギー補給として、バナナやジェル、エナジーバーなどを用意しておく(胃に負担をかけない量で)

4. レース中のポイント

4-1. ラン&エクササイズの切り替え

HYROXでは、**1kmラン → 種目 → 1kmラン → 種目…**と繰り返します。

  • ランのペース: 無理して飛ばさず、エクササイズでの体力消耗も考慮
  • エクササイズごとのフォーム: 疲労でフォームが崩れやすいので、初心に戻って意識

4-2. 水分補給のタイミング

  • 大会によってはエイドステーションが設置されている場所が限られているため、見つけたら少しでも水分を取るようにすると安心
  • 飲みすぎると胃に負担がかかるので、1回に100ml~200ml程度が目安

4-3. ペース配分と苦手種目の攻略

  • 苦手種目ほど早く終わらせたい気持ちが強くなりますが、フォームを崩さない範囲でスピードを出すことが重要
  • 得意種目では**タイムを稼ぎ、苦手種目は「確実にこなす」**戦略がおすすめ

5. レース終了後のクールダウン

5-1. レース直後は動きを止めない

  • ゴールした後は、息を整えるためにも軽く歩くなどしてクールダウンを行いましょう。
  • 急に座り込むと血流が滞り、めまいや筋肉の硬直を引き起こすことがあります。

5-2. 筋肉をほぐすストレッチ

  • 下半身のストレッチ: ハムストリングス、ふくらはぎ、臀部などを重点的に
  • 上半身のストレッチ: 肩や背中、腕まわりはソリやローイング種目で酷使されるため念入りに

6. アフターケアとリカバリーの重要性

6-1. リカバリーフード&ドリンク

  • たんぱく質+炭水化物を意識して摂取することで、筋肉の修復とグリコーゲンの回復を促進
  • プロテインシェイクやBCAAドリンクを活用し、早めに栄養補給する

6-2. 体のケア

  • アイシングや温冷交代浴: 疲労回復を助ける定番の方法
  • フォームローラーやマッサージガン: 筋肉の張りをほぐし、血行を促進して回復をサポート

6-3. メンタル面の振り返り

  • 自己ベスト更新や完走が叶った場合は、ポジティブに受け止める
  • 思うような結果が出なかった場合も、何が課題だったのかを振り返り、次回に活かす

7. 体験者の声から学ぶリアルなアドバイス

  • 「荷物や受付でバタバタしないように、とにかく早めに会場入りしたほうがいい」
  • 「ウォーミングアップはしっかりやるべき。最初のランで体が温まっていないと苦しくなる」
  • 「エイドステーションを見逃して水分が足りなくなり、後半失速してしまった」
  • 「ゴール直後のクールダウンを怠って足がつりそうになった」

こうしたリアルな体験談は、初参戦者の大きなヒントになります。


まとめ

HYROX当日は、会場入りから受付、スタート前の準備、レース中の水分補給やペース配分、そしてゴール後のクールダウンまで、しっかりとした計画が大切です。特に初参戦者は、少し早めに動き始めることで余裕を持って対応できます。レース後のリカバリーも怠らず、次の挑戦へつなげていきましょう。

次回の記事では、装備やギア選びについて詳しく解説します。シューズやウエアなど、レースを快適に乗り切るためのポイントをお届けしますので、ぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

HYROX大阪
大阪で初のHYROX公式ジムであるGYMFIELD梅田店です。

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